「例年より8日も早く 大阪、奈良では桜の見頃をむかえました。」 昨日そんなニュースを耳にし、早速 奈良県の有名スポットに桜を見に行ってきました。今回はその中の一つ『又兵衛桜』を紹介します。
奈良県宇陀市 大宇陀西部の本郷地区にあるこの桜は又兵衛桜と呼ばれ、花見のシーズンには、5~6万人の花見客が訪れます。特に土曜日や日曜日は多くの人で賑わい、周辺駐車場の入場待ちをする車でめちゃくちゃ混みあうんです。 今回も混みあう前にと行ってきました。
ほんなら、今日もぼちぼち行くでぇ。
近隣には有料の駐車場が完備されています。いつもなら電車とバスを乗り継いで ぼちぼちなのですが、今回は せっかくなので あちこちの桜を見ようと 車での訪問となりました。
電車とバスの利用なら、近鉄榛原駅より大宇陀行きバスで大宇陀下車 そこから徒歩で約20分です。
又兵衛桜は 高さ約13m、幹回り約3mを超える大木なので、間近でなくとも見ることはできるのですが、すぐ近くで見たいっていう人は周辺整備協力金として100円の協力金が必要です。
100円を桜まつり実行委員会のスタッフの方にお支払いすると、ここ大宇陀地域の観光イラストマップ付きパンフレットがいただけます。
橋を渡ると すぐに川岸には桃、広場には桜が!
美しい花々を見ながら、この先の又兵衛桜に向かいます。
見えてきました! 綺麗っすね~。
この大きなシダレザクラは樹齢300年を超えるとも言われ、見事に花をつけた枝の垂ぶりが優雅で艶やかです。
又兵衛桜という名前は、大阪夏の陣で活躍した後藤又兵衛がこの地へ落ちのび、僧侶となり一生を終えたという伝説が残っており、この桜が残るこの場所も後藤家の屋敷跡にあることから地元では「又兵衛桜」と呼ばれ親しまれてきたことに由来するそうです。
人が空くのを待って さらに近くへ。
間近から見る佇まいは迫力すら感じられます。
又兵衛桜の樹つあたり一帯は、木々の保護のため立入禁止で 電気柵も張られているので、鑑賞や撮影には注意してくださいね。
今度は先ほどと違うところから パチリ。
見る角度で表情が色々変わるのを 楽しむことができます。 対岸からの鑑賞も良いのですが、やっぱり協力金を支払って間近で見る方が 私は好きですね。
付近にはレンギョウやスイセンも咲いていて とても綺麗でした。
本日(訪問日2023/3/28)より まだまだ見頃をたのしめそうです。
詳細は うだ探訪ナビ などで確認を。
「桜まつり実行委員会」tel 0745-82-2457(※電話番号はパンフレットより抜粋)