堀越神社 ひと夢祈願

大阪

「神様 お願い!!」って時、普段でもよくありますよね? 今回は “一生に一度の願いを叶えてくださる神さん” との言い伝えがあり、地元では古くから親しまれているひと夢祈願堀越神社を紹介します。

ほな、今日もぼちぼち行きましょう。


堀越神社は『四天王寺』や『一心寺』といった大阪の有名寺院のすぐ近く、谷町筋に面した場所にあり、最寄り駅は 大阪メトロ(地下鉄) または JRの「天王寺駅」で徒歩だと10分かからないぐらいです。

創建は古く、聖徳太子が四天王寺建立と同時に 四天王寺を守護する四天王寺七宮の一つとして創建されました。


鳥居をくぐって境内に入ると すぐ正面に社殿があります。 御祭神は主祭神となるのが 第32代天皇であった崇峻天皇。甥っ子であった聖徳太子が並々ならぬ思いで創建したのがうかがえます。

手前にある手水舎で清めを済ませ、二礼、二拍手、一礼。

“一生に一度の願いを叶えてもらえる”とは言うものの、やはり それには『ひと夢祈願』の御祈祷(要予約)を受けなければなりません。 一生に一度だけなので 使いどころも慎重に考えないとダメですね。


社殿の南側には、茶臼山稲荷社があります。 

こちらには 大阪夏の陣で徳川家康の危機を救ったと伝説のある白狐が祀られています。 以前は 徳川家康と真田幸村が本陣を張った茶臼山の山頂にあったそうです。

関連記事:茶臼山 古墳?


茶臼山稲荷社のさらに南側には、かつてこちらに参道があった名残で狛犬が鎮座しています。 現在の東側に立つ鳥居の横には角のある新狛犬がいてるんやけど、こっちのはブサかわいくて好きなんですよね~。

鳥居横の狛犬(昭和45年奉納)
旧狛犬(寛政12年奉納)


こちらは、境内北側に建つ 熊野第一王子之宮です。

熊野詣(くまのもうで)九十九王子巡礼の一番所です。 御幕には しっかりと八咫烏(やたがらす)の紋が描かれていますね。


左 黒龍社、右 白龍社

こちらは、黒龍社 と 白龍社です。

それぞれ黒蛇と白蛇の神様を祀られています。 よく蛇は龍の化身であるとか、白蛇は神の使いであるとか聞くけど こちらでは黒蛇もそうなんやね。 黒龍社、白龍社では化身でも使いでもなく黒蛇、白蛇両方とも 神様として祀られています。


こちらは、鳥居のすぐ北側にある太上神仙鎮宅霊符尊神(だじょうしんせんちんたくれいふそんしん)です。

通称「ちんたくさん」と呼ばれる霊符(お守り、お札)の神様で、”ちんたく”の名のごとし鎮宅の加護を授かることができます。

横には樹齢550年を越える楠の御神木があり、パワーも授かることができます。「パワーッ!!」


最後にこちら、熊野第一王子之宮の横にある かえる石です。

蛙の形をした霊石に 蹲(つくばい)の水を柄杓でかけながら願うと、あら不思議!  なんと失くしたモノが帰るとか。 私的には「蛙」と「帰る」のカケコトバよりも、失くしたモノが「物」と「者」のどちらなのかの方が気になります。後者やと なんかちょっとコワイっす…。



ひと夢祈願、白狐、蛇神、御神木に蛙 とまあ、こんな風になかなかのパワースポットでしょ。 皆さんもぜひパワーを授かりに来てみては いかがでしょうか?
あっ、そうそう。授与品で人気の ​狛犬の土鈴も メッチャかわいいですよ。


アクセスマップ

タイトルとURLをコピーしました