気温も暖かくなってきて今朝はメッチャいい天気。 こんな日に 散歩して最高に気持ちのいい場所があるんですよ。 今日は ちょっと早起きして朝の中之島公園を散歩しようと思います。 ビジネス街のど真ん中なんやけど、まだ人通りの少ない時間帯はほんと気持ちいいんですよ。
ほな、ぼちぼち行こか。
中之島公園は堂島川と土佐掘川にはさまれた東西に延長約1.5kmの公園で、大阪市で初めて誕生した公園です。付近には中之島の名所とも言える歴史的建造物や美術館などもあり見どころもいっぱいです。今日は、西の御堂筋から東へ向かいながら散歩します。 写真の場所は 大阪メトロ(地下鉄)と京阪の淀屋橋駅を出たすぐのところです。
御堂筋に架かる淀屋橋を渡ると、すぐに見えるのが「大阪市役所」です。市役所の南北にある通りどちらからでも公園に入ることができます。
御堂筋を挟んで市役所の向かいの建物は「日本銀行大阪支店旧館」です。明治36年に建てられた重厚な石造りの洋風建造物で、屋根の部分のドームと緑青色がなんともいいでしょ。
今回は市役所の南側に流れる土佐堀川に沿って歩いていきます。
こちらは、市役所の隣に建つ「中之島図書館」です。明治37年の建築で国の重要文化財に指定されています。蔵書数は55万冊で9時から20時までなら 自由に入ることができます。こちらも明治モダンな石造りの重厚感が いいですね~。
そして中之島図書館の隣が「中央公会堂」です。こちらの建物は 大正7年の建築で、中之島図書館と同様 国の重要文化財指定です。 中之島のシンボル的建築物で、コンサートや講演会などで現在も使われています。館内の内装も建築当時の様相にこだわっており 一部見学も可能です。
中央公会堂から50mはど東へ行くと今度は「東洋陶磁美術館」があります。その名の通り”東洋陶磁”を中心に収集展示をおこなっています。1982年に開館したのですが、現在は改装工事中で2024年春ごろにリニューアルしてお披露目されるとか。
こちらは東洋陶磁美術館の隣に建つ「こども本の森 中之島」です。建築デザイナーの安藤忠雄氏が設計し寄付したことで有名なこの建物は、赤ちゃんから大人まで楽しめる本や物語の聖地だそうです。
こども本の森を東へ行くと 堺筋に架かる難波橋(ライオン橋)があります。 この橋をくぐってさらに進みます。
難波橋(ライオン橋)をくぐった先には「バラ園」があります。バラ園の見頃は4月下旬~5月なので、さすがにまだ咲いてませんでした。ここには4000株のバラが植えられていて、一斉に花の咲く頃は甘い香りがするんですよ。
また、難波橋より東のエリアは この先行き止まりになっていて、通勤される人も通らず貸し切り状態の時もあったりするんですよ。
バラ園のさらに東にある芝生広場。 この日もウォーキングをしている人が1人だけの ほぼ貸し切りでした。
こちらが中之島公園の東の端。ここは堂島川と土佐堀川の分け目になる場所で「剣先」と呼ばれています。先端には安藤忠雄氏の構想による噴水が設置されていて、一定時間ごとにその剣先にある噴水から水が吹き出します。 でもさすがに平日の早朝、誰もいませんね。
どうです? 早朝の中之島公園もいいでしょ?
また早朝だけでなく初夏にはバラ、冬には中之島イルミネーションストリートが楽しめる都会の中のオアシス。 気分転換にふらっと行くのも全然アリですよ。 みなさんも ぜひ!