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大阪の天王寺区には沢山のお寺があって、仏像好きの私は しょっちゅう散歩がてらに拝観させてもらっています。以前 散歩中に お寺の壁越しに大きな観音さんを見つけて、ず~っと気になっていたお寺があるので 今日はそのお寺『興徳寺』に行ってきました。
今日も、いい天気。 ぼちぼち行きましょう。
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興徳寺は 天王寺区の餌差町(えさしまち)にあるお寺で、最寄り駅は大阪メトロ(地下鉄) 玉造駅です。②番出入口からだと徒歩5分です。 駅を出て空堀通を西へ100mほど行き、小橋寺町通を南へ80mほど行くと 大きな観音さんが見えてきます。
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「おぉ~っ!」っと思わず声が出そうなくらい 大きい観音さんです。
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こちらが、山門です。 「ご自由に お参りください」と書いてくれているのが嬉しいね。
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山門をくぐると『お砂 ふみ石』があります。 この石を踏むことで 四国八十八ヶ所霊場のお遍路を回ったのと同じ功徳を得ることが できるそうです。
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その横には、赤いニット帽のお地蔵さんたち。 小僧スタイルのおそうじ地蔵の表情がいいっすね~。 なんか楽しくなってきます。
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境内に入って すぐ左手に寺務所があるので、そちらで線香を購入しました。 寺務所前にも かわいいお地蔵さんがおられます。
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香炉に線香を立てて 本堂へ。 堂内は撮影禁止となっています。
ご本尊は 薬師瑠璃光如来。こちらは秘仏だそうで、御前立が鎮座されていました。 ほかにも四天王像もおられました。 また堂内の外陣には『撫で五鈷』と言われる30~40㎝の 金色の五鈷が置かれていて、なんでも 撫で五鈷に触れた手で 身体の悪い箇所を撫でると良いとか。 もちろん私も あちこち擦りたおしてきました。
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本堂を出て参道に戻ると、香炉の横に 六地蔵尊が並びます。
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本堂の前には、賓頭盧(びんずる)尊者像もありました。こちらは、撫で五鈷と同じご利益の撫仏(なでぼとけ)だそうです。
お顔の色と表情が ちょっとコワイ…。
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賓頭盧さんの前を通って、本堂に向かって正面右側の鳥居を入っていくと 三宝荒神の分社がありました。
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いったん参道を山門のほうに戻ります。
山門の横の地蔵堂には、融通地蔵尊がおられます。融通地蔵さんの足元には、ずらりとお願い地蔵が並んでいました。 お願い地蔵は、寺務所にご用意があるそうです。
そして いよいよ境内北側の 大きな観音さんに向かいます。
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ド、ドーン!
こちらが、今日の私の大本命 准提観音(じゅんていかんのん)立像です。
ふくよかなお顔立ちに、天衣(てんね)と裙(くん)のバランスがいいですね~。
ほんで今日はいい天気やから 光背の放射光もエエ感じに光ってるわ~。
高さは約10m。間近で拝観できるのがうれしい。
堂外に鎮座されていて ここまで大きい観音さんは大阪市内で他に無いかも。(あったらごめんなさい。)
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後ろ姿が、またいい! かっこよすぎる!!
准提観音の 台座の周りは、西国三十三ヵ観音霊場の『お砂ふみ』となっており、准提観音を背後から拝むことができます。
この場所で、じっくり鑑賞させていただきました。
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こちらは、准提観音に向かう参道の途中におられる不動明王像。 なかなかにシブい石像です。
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興徳寺は、他にも アニメキャラクター像や 謎の遊具があったりして、遊び心いっぱいのお寺でした。
花や樹木も多く、親しみやすさバツグンのお寺です。 また散歩途中に立ち寄らせてもらおうと思います。
では、今日はこのへんで…。
あっ、そうそう 興徳寺の観音さんは『准胝』ではなく『准提』と表記されていました。
いろいろ あるんやね~。勉強になりました。