今回は 平安時代に活躍した有名な陰陽師 安倍晴明公をお祀りする安倍晴明神社に行ってきました。 京都にも安倍晴明公を祀る晴明神社があるけど、京都の晴明神社は 安倍晴明公の屋敷跡に建てられた神社で、こちら大阪の安倍晴明神社は 安倍晴明生誕伝承地に建つ神社です。
ほな、ぼちぼち行きましょか。
最寄り駅は 阪堺電車(チンチン電車)で「東天下茶屋駅」より徒歩約2分、大阪メトロ(地下鉄)やったら「昭和町駅」で徒歩12~13分くらいです。
安倍晴明は天文博士で 天体の星や雲の位置などで人々を良い方向に導く占星術を施してはったんやね。漫画にもなるくらいの有名人やから、かなりスピリチュアルレベルの高い人やったみたいです。ちなみに現代の暦術や占法も安倍晴明が作ったと言われています。
境内に入ると、すぐ左手に手水舎があります。
古来より この井戸水は真清水として祀られていて、こちらでは晴明水と呼ばれています。
境内は こじんまりしてて広くはないんやけど 江戸時代は大社だったそうで、幕末に社家の没落と共に衰微し 明治末期に阿倍王子神社の末社として復興し現在のカタチになったとか。
関連記事:阿倍王子神社
こちらの碑は江戸時代の文政年間に泉州堺の住人の神奈辺大道心が建立した「安倍晴明誕生地」の碑です。
こちらは、安倍晴明公産湯井の跡。
なるほど! この井戸水を産湯にしたっちゅうことで、生誕伝承の地となるわけやね。
そしてこちらの石碑には、安倍晴明公の母 葛之葉姫が描かれています。
安倍晴明は阿倍野の豪族だった父 阿倍保名(やすな)と葛之葉(くずのは)と名乗る白狐の間に生まれたという伝説があるんです。
和泉の信太明神にお参りした阿倍保名が助けた白狐が人の姿となって現れ、ふたり(ふたり?)が結婚して生まれた子どもが安倍童子(晴明の幼少名)ということらしいです。
こういう伝説が残るってことは、安倍晴明公の陰陽師としての霊的パワーは やっぱりスゴかったんやろね。 それにしても お父さんったら、もう。
そしてこちらが、葛之葉霊狐の飛来像。
母 葛之葉が信太の森から飛来する姿をイメージしたとか。 お母さ~ん!!
こちらは、安倍晴明公像。
安倍晴明公一千年祭斎行に合わせて建立奉納されたものだそうです。
足元の白狐が 漫画『呪術廻戦』の伏黒恵や『チェンソーマン』の早川アキ をイメージしてしまうのは私だけなんすかね?
一番奥にある社殿。 もちろん安倍晴明大神(あべのせいめいおおかみ)が主祭神です。
境内入口付近には、父 阿倍保名の名を冠する 奏名稲荷神社もありました。
これで、お父さん お母さんといつも一緒。 なんかいいよね。
占いコーナーの案内板もありました。 さすが占いの元祖!!
いやぁ、いろいろ楽しい神社でした。 みなさんも安倍晴明を感じることができる安倍晴明神社に 行かれてみてはいかがでしょうか?