高津山 報恩院

大阪

今日は、『高津宮』の真向かいにある『報恩院(ほうおんいん)』へ行ってきました。 グーグルマップで表示させると、山号の『高津山(たかつざん)』が付いて『高津山 報恩院』の表示で出てきます。

通りから見える お不動さんは有名で、御朱印帳を持たれた方の参拝も多いようです。

ほな、今日もぼちぼち行きまっせ~。


 高津宮の南側鳥居の 道を挟んですぐ向かい。こちらが『高津山 報恩院』です。最寄り駅は大阪メトロ(地下鉄) 谷町九丁目駅で②番出入口からだと徒歩で約4分です。  創建は寛文年間(1661〜1673)で、良遍上人が この地を選ばれ北向不動尊を建立なさったとか。


こちらの石段を上がると正面に『北向不動尊』がおられます。 

すぐ右隣に立派な山門があるので、こちらは、三門になるのかしら?


境内に入ると、すぐ右手に寺務所があるので線香を購入し、香炉に立てて 合掌…。

この香炉のある建屋は、毎月1日に行われる護摩供の場所になっています。

画像は 報恩院Facebookより


こちらが、『北向不動尊

太平洋戦争による大阪大空襲の戦火を免れた仏様。 う~ん、そう言われると表情の険しさ、力強さなどが より一層感じられるような…。


そしてこちらが、反対側にある『南向不動尊

お顔が焼けて かなり摩滅されています。 また、南北それぞれのお不動さんが背にしている大木は、『相生の樟』と呼ばれています。


こちらが、境内東側にある本堂です。 ご本尊の『不動明王』と『弘法大師』『鎮宅霊符尊(ちんたくれいふそん)』が祀られています。 『鎮宅霊符尊』は秘仏で12日に一度の辰之日のご縁日に ご開帳されています。


本堂隣の 真如閣(しんにょかく)。 『阿閦如来(あしゅくにょらい)』が祀られています。


秋葉大権現』と『鉄焼地蔵尊

秋葉大権現は火防、鉄焼地蔵は火箸を投げつけられた女の身代り と火に関係する仏さまが鎮座されています。


そしてこちらが、『南無神変大菩薩』と書かれた役行者像。  神変ということなので菩薩なんやね。

役行者を取り囲むようにある岩の後額が雰囲気あって めっちゃエエ感じやん!  やっぱり多数の修験者が護摩供法要を厳修されるここ報恩院と、修験道の本尊 役行者は 切っても切れない関係なんやねぇ。


境内をゆっくり散策させてもらったので、そろそろ帰ろかなっと思い『北向不動尊』の御前に戻ってきた時、ふと見上げると 護摩焚きの煤で真っ黒になった建屋の天井に気が付きました。
「次は 早起きして護摩供法要 見に来よ。」 

それでは、今日はこのへんで…。


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