高津宮 なにわの皇都

大阪

普段 散歩をする時は イヤホンをしてスマホで 好きな音楽や落語を聞いている 「ながら散歩」のスタイルでうろうろしています。特に落語では 六代目 笑福亭松鶴さん と 三代目 桂米朝さん が好きで、ほんとよく聞いています。

そのお二人がされる演目の中に『高津の富』『崇徳院』『高倉狐』というのがあって、これらの噺には 高津宮という神社が登場するので今日は そこを目指して行こうと思います。

ウチからは散歩範囲の距離なので もちろん歩いて行くんですが、最寄りの駅はというと 大阪メトロ(地下鉄)谷町九丁目駅で 徒歩で約5分です。


住宅と住宅の間にある 鳥居をくぐって入っていきます。

社殿まで 途中には、史跡や それにまつわる石碑もあります。

御祭神である仁徳天皇が皇位についた際、「浪速津に 咲くやこの華冬ごもり 今は春べと 咲くやこの花」という和歌を、王仁博士が梅花に添えて奉ったという故事があり 梅にまつわるものが多いです。


この階段を上がると 社殿があります。

二礼 二拍手 一礼

明日は『献梅祭』。 まだ梅の花は、ちょっと咲いてないみたいやね~。

ここの狛犬さんは、尻尾がいいね。


すぐ横に鎮座する 高倉稲荷。 お狐さんが ようけ居てはるわ。

そのまた横に 安井稲荷。 こちらは 安産守護だそうです。

こちらの お稲荷さんのさらに奥には下へとおりる階段があり、そちらにも 谷松社 と 陰陽石が祀られていました。

見ようによっては…ね。

そして お稲荷さんとは反対側の社殿正面左側には 仁徳天皇が ここの高台より国見をして歌を詠んだとされる場所があり、こちらには 御輿蔵 龍があります。

境内にある 桂文枝之碑 と 高津の富亭。         やっぱり落語と縁が深いんやね。

絵馬殿の両脇から外に出る階段坂は『縁切り坂』と『縁結び坂』とになってて おもしろい。

見どころも多く 歴史に触れることができる高津宮。桜の咲く頃に また来ます。 では…

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